今、日本にある使用済み核燃料は合計18000トン  [戻る]

今、日本には、各原発現地と六ヶ所村再処理工場に合計18000トン貯蔵されているそうだ。その数量にも驚きだが、各原発現地では、原発敷地内のプールで冷却保存されており、約72%が埋まり満杯なところが多いという(六ヶ所村再処理工場の場合は98.7%)。
11月22日未明、福島県沖で発生したマグニチュード 7.3 の地震の際には、福島第二原発3号機の使用済み燃料プールを冷却するポンプが約1時間半にわたり停止した。地震に続くその報道に、周辺住民だけでなく多くの人がひやっとしたのではないだろうか。原発は稼働していなくても危険な状態にある要因の一つといえよう。また、使用済み核燃料は、核燃料サイクルの再処理を前提とする電力会社などにとっては、「負債(廃棄物)」ではなく「資産」だそうだ。そうしたことに触れた文章が、下記リンク先に掲載されている。

経産省前テントひろば 2016年11月21日の記事

文責 片山純子 2016年12月26日公開